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執筆者の写真Kumi Tsukahara

3. 「私の体は母体じゃない」訴訟を提起

「リプロ・ニュース」No.1(2024.6.1発行)

 

 RHRリテラシー研究所のスタッフの一員でもあるかざねさんが、「母体保護法」の不公正を訴える訴訟を提起しました。以下、当人からみなさまにご報告いたします。

 

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みなさん、こんにちは🌙

リテ研スタッフのかざねと申します🙇🏻‍♀️

今日は、 私が原告の1人として関わっている

「私の体は母体じゃない」訴訟 について紹介させてください🙇‍♀️

私は、 自分の生殖能力に強い違和感や嫌悪感があり、 10代の頃から不妊手術を受けることを望んでいましたが、 日本は母体保護法のもと、 国民が自由意思で不妊手術を受けることを禁止しているため、 海外の病院で卵管の摘出手術を受けました。

日本の不妊手術の原則禁止や、 本人の意思で不妊手術を受けることへの罰則(1年以下の懲役、 50万円以下の罰金)

妊娠や分娩が母体の生命に危険を及ぼすおそれがある等の理由で例外的に不妊手術を受ける場合も

・複数人子どもを産んでいること

・配偶者に同意を得ること を課していること

について自己決定権や幸福追求権の侵害として、今年2月、不妊手術(卵管結紮や卵管全摘等)を望む他の4人と共に、国を提訴しました。

原告である私たちの想いや訴訟に至った経緯など、 Call4というサイトに記載しています。

 

少しでも興味がある方は、 読んでいただけると大変嬉しいです🙇🏻‍♀️

寄付や応援のコメントも大歓迎です🙆🏻 💕

訴訟資料→ 地裁→ 証拠→ 本人側と進んでいただくと、 私たち原告の陳述書も読むことができます🙆🏻

私たちがどのような気持ちで生きてきて、 どのような想いで訴訟に至ったのか自分の言葉で書きました。 目を通していただけるととても嬉しいです😭

原告を応援するために、ぜひ裁判の傍聴に足を運んでください。

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 第1回 公判

 6/12 午前 11:00~11:30 @東京地裁・第803号法廷

 最新情報は上記call4ウェブサイトに加えて、

 Instagram @ledge_law または @call4_jp

 Twitter @LEDGE_law または @CALL4_Jp

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関連記事:

「子どもを産まない権利も認めて」戦時下から続く、原則禁止の不妊手術要件は違憲と提訴 (東京新聞 )

母体保護法の不妊手術要件「違憲」と提訴 「自己決定権の一つ」主張 (朝日新聞 有料記事)

 




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