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執筆者の写真Kumi Tsukahara

『日本の中絶』ちくま新書8月刊行

更新日:2022年8月5日


著者:塚原久美

目次をご紹介いたします



はじめに  


第一章 なぜ中絶はタブー視されるのか  

明治時代に作られた堕胎罪/日本の産児制限運動/優生保護法による中絶の合法化/中絶天国/現在も残る配偶者同意の問題/水子供養の作った罪悪視と偏見/日本におけるバックラッシュ


補論1 刑法堕胎罪と母体保護法  


第二章 日本の中絶医療  

中絶医療の遅れと堕胎罪/日本の搔爬は第一次中絶革命止まり?/避妊しにくい日本/中絶が「産む」「産まない」の砦に/儲かる搔爬/『必携』を読む/『必携』の問題点/胎児へのこだわり/『必携』の中絶観/実態調査/日本の中絶は安全なのか/中絶ケア・ガイドライン


補論2 日本の中絶方法の特殊さ  


第三章 中絶とはどういう経験か  

産んで養子に出す/最初の中絶/二度目の妊娠と流産/中絶の背景/日本の女性たちの声/海外の女性たちの声/いのちの教育とフェイクビデオ


第四章 安全な中絶  

中絶と女性解放運動/ポッツ博士へのインタビュー/第二次中絶革命/第三次中絶革命/安全な中絶/吸引法とは/日本にすでにある中絶薬/中絶観が変わる海外/WHOの推奨する安全な中期中絶の方法


補論3 中期中絶とはなにか  


第五章 性と生殖の権利  

近代の人権〜戦前まで/世界人権宣言と人権規約/女性差別の撤廃へ/リプロダクティブ・ライツへ/北京会議/二一世紀の動き/国連女性差別撤廃委員会からの二度の勧告/合法的で安全かつ包括的な中絶ケア


補論4 経口中絶薬をめぐる情報  


第六章 これからの中絶  

四つのA/平均卸価格七〇〇円台の薬が一〇万円に/経口中絶薬の歴史/避妊より中絶が先行した日本/アメリカの中絶費用/高額な日本の中絶/医師は自由に価格を設定できる


補論5 不妊治療の保険適用  


おわりに  







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